2022.09

タイトル考えるの面倒になってきた
iria 2022.10.25
誰でも

9月のお話

久しぶりに野球観戦に行った。

仕事の都合でチケットが取れるという話をもらい、せっかくなので…ということで友人を誘って東京ドームでジャイアンツ対ベイスターズの試合。

わたしは地味に高校野球がすきで、夏は地方予選からしっかりチェックしている。プロ野球は中学生の時、熱烈な巨人ファンだった(実家がドームに近いという浅はかな理由)

シーズン中は実家に帰ると必ず最近のジャイアンツの情勢を聞かされるので、わたしも母もしっかりウォーカーがすき、ドレッドヘアなのが凄くかっこいい

大体メジャーから助っ人外国人として日本に来ることが多いけれど、ウォーカーは独立リーグからきた苦労人らしい。打線もいいし足も速いのに、守備が壊滅的で地面にボールを投げつけていたのはびっくりした。もうシーズン始まっていたのに。

その後、亀井からの猛特訓を受けて、はじめてレフトからのバックホームでアウトを取ったとき、亀井と母は涙したらしい。

鉄の心を持つわたしも、さすがにニュースをみてこみ上げるものがあった。野球が絡むと涙腺が緩むので。

試合はしっかりジャイアンツが負けた。わたしが試合観戦にいくと大概応援している側が負ける。でもベイスターズもすきなので来シーズンはハマスタも神宮も行こうと思います。

ウォーカーについてこんなに熱くなるつもりはなかったので美味しかったごはん

恵比寿にあるcoyacoya

予約できないので1時間近く並んだ後のごはんは格段においしいね

はじめての干豆腐はオリーブのおかげでパスタのようだった。いい香りだったな

屋台の巨大なキャベツの芯がはいったソース焼きそばに馴染みのある人間からしたら、素焼きそばなんてただの麺だけだろうという気持ちでしかなかったけど、ソースなんて家庭的な味ではなく、どちらかというと醬油のような感じ。上海風の焼きそばともちょっと違う。美味しかった~

他にもきのこがたっぷり入った春巻きと、しっとり柔らかいよだれ鶏を食べたりした。

PARATACO🌿

PARATACO🌿

PARATACOのブッタボウルは色合いが鮮やかで沢山野菜が食べられるので嬉しい

野菜が甘くて人参のグリルを丸かじりした。季節によって内容が変わるから、ブッタボウルは何度でも食べたくなって、他にも食べたいメニューが沢山あるのに頼めないでいる。

チャイの専門店

uRn.

uRn.

大鍋でスパイスを煮出しているので店内中いい香りがする。どこのお店も甘みが強いものが多いので、チャイ好きなのにあまり飲めないでいたけど、ここのチャイは甘さありとなしが選べるので、こういうのが飲みたかった!!が具現化された。

一緒にキャロケも。ここのはキャロットポレンタケーキといって、とうもろこし粉を使用していてグルテンフリーらしい。しっとりしていてスパイスも甘みもしっかりだった。

店内にデカめの蜂が2匹も飛んでいたけど、気持ち悪い避け方をしていたのはわたしだけだったな。店員も含めみんな当たり前のような出で立ちだったので出直して行きます。

オペラシティでのライアン・ガンダーの展覧会

とてもユニークでポップだった。リストを見ながらじゃないと至る所に展示物がひっそりとあったりするので(マッチの箱とか硬貨とかネズミ)観覧者があんなにリストにくぎ付けになっている光景を見るのははじめてだった。

グラスファイバー製の風船のレプリカ

グラスファイバー製の風船のレプリカ

このような感じでひっそり展示物が現れるので見逃しがちになる。

あなたをどこかへ連れて行ってくれる機械

あなたをどこかへ連れて行ってくれる機械

これは壁についているセンサーに手をかざすと、アルゴリズムによってランダムに選ばれた地球上のどこかの地点の緯度と経度がプリントされた紙が出てくる。わたしは南極大陸だった。パンデミック以降海外なんて行けてないけれど、こういう作品のおかげで楽しめることもあるな。

箱根のポーラ美術館

ポーラ美術館が開館20周年記念としてピカソの展覧会をしていたのでいった。何よりもポーラ美術館が年下であることが衝撃、そりゃ綺麗だ。20歳だもんな。ポーラは山の中にあることも理由だけれど、自然とアートが共存しているところとか、建物も含めて一番すきな美術館。

チケットカウンターの前に整列のためのパーテーションが置いてあったんだけど、人がいなかったしパーテーションが凝っていたので、ここまでこだわれるのは流石ポーラだな~となった。

ここに人が並ぶ光景も見てみたい

ここに人が並ぶ光景も見てみたい

ピカソといえばわたしはキュビスムの印象が強くて、青の時代といわれる若い時の作品はあんなに悲しい、寂しいものが多いんだなと知った。

キャンバスを再利用するために塗りつぶして上から違う絵を描きなおすのは珍しいことじゃないけれど、最新技術によって下層の絵がどんなものか可視化されていたのがびっくりした。アート作品の見方もどんどん変化していくものだな…

作品解説の音声案内をチョコプラの2人がやっていたんだけれど、かなり面白かった。キュビスムの作品が何に見えるか大喜利みたいなことをしていて、にやにやしながら周ってしまった。

国立近代美術館でのゲルハルト・リヒター展

ビルケナウ

ビルケナウ

気軽に帰り際寄ろう程度の気持ちで行ったらとんでもない行列だったので、きちんと時間指定で予約して再度行った。並ぶ意味も分かるくらい内容量も多くて素敵な展示だったな。

フォトペインティングは、遠見では写真のようだけど、近くで見ると刷毛で擦っているのでぼけていて、とらえどころのない感じがすきだった。

色を沢山使う人だなと思っていたけど、突然グレーだけの作品を作る時期に入ったり、時系列でみたほうが個人的には面白かった。

9月はいい展示を沢山見られたので心が潤いました。

J-WAVE主催のINSPIRE TOKYOというライブに行った

これはフェスのようにフードの出店があって、そこで食べたビリヤニ

これは食べられないよね?という種やスパイスが入った本格派ビリヤニは苦手なんだけれど、これは食べやすくておいしいビリヤニだった。

わたしが行った日は、AwichとKANDYTOWNとSTUTSと(sic)boyのステージ

KANDYTOWNはサマソニも行けずやっと…という気持ちだったのでかなりアガった。基本的に顔見えないような照明の使い方をするので、終わった後に友人と答え合わせをしたのがたのしかったな。客席までIOがおりてきて大盛り上がりして、やっぱりIOだよな~となった。

AwichのステージでKEIJUが出てきたのは最高だった。あの時にやっとKEIJUのダウンベストがカーキではなく緑であることが分かった。ちょっと嫌だったので忘れられないけど、かっこよかった。

KANDYの解散かなり悲しいな。ラストライブ行けることを願います。

今月観たもの

わかりやすく韓ドラにハマっている。

39歳の影響により、ソン・イェジンの美しさに魅了されて面白そうな作品を探していたところにみつけたよくおごってくれる綺麗なお姉さん。たぶんもっと有名な作品あるよな。

内容は特になんでもないんだけど、ソン・イェジンが親友の弟と付き合いだしてから、今まで見過ごして我慢してきた職場内のセクハラに立ち向かうところが良かった。女の上司に、勇敢になったと言われるシーンがすごくすき。勇敢になるって難しいことだけど、わたしもそうありたいと思う。

オリバーな犬、(Gosh!)このヤロウ は脚本、演出をオダギリジョーがやっているNHKドラマでシーズン2がはじまった。実はひっそりとシーズン1から見ていた。

エピソードの数は多くないのにキャストが豪勢すぎて、知らない人が出てこない。ずっと凄い。鑑識課警察犬係の池松壮亮が主人公で、その警察犬の役をオダジョーがやっている。話の内容はかなりぶっ飛んでいるので途中からミュージカル仕様になったりするし、いまいちよくわからないまま終わった。

オープニングの映像も音楽もかっこよくて、これ本当にNHKだよな‥‥?と疑うほどの変化に驚いた。

読みやすいと評判だった哲学書のようなものに手を出してから理解力が乏しくて一向に読み終わらないので今月本は読み切れなかった。いつになったら終わるんだろう、もうきつくなっているし読み切ったところで理解しているか心配。

こんな9月でした。もう寒いね〜〜

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